岡山市北長瀬にあるピラティス専用スタジオ PILATES HOUSE です。
ピラティスを雑誌で見ると「整える」と書いてあったり、はたまたピラティススタジオ のホームページなどを見ると「インナーマッスルを鍛える」とも書いていますよね。
これ、どっちが正しいんでしょうか?
結論から言うと、ピラティスは整えながら鍛えることができる運動メソッドです。
身体の奥にあるインナーマッスルをピラティスエクササイズで鍛えて、それによって背骨を中心とした身体が整うのです。
ピラティスの「整える」と「鍛える」について、ご説明しますね!
ピラティスの「整える」
ピラティスは身体が整います。ここで言う整うのは関節の位置や筋肉のバランスを指します。
例えば、猫背の姿勢を見てみましょう。
この姿勢になると、肩がこってしまいます。その原因は、悪い姿勢で関節や筋肉のバランスが崩れているからです。
具体的には、このようになります。
肩・首・背中の骨が歪み、結果肩や首後ろがこってしまうのです。
ピラティスは、このような悪い姿勢に対して本来の位置・姿勢に戻すことができるのです。
猫背で言えば、丸くなった背中や歪んだ首の骨をまっすぐに整え、こっている筋肉の緊張をとることができます。
これがピラティスの「整える」です。
ピラティスの「鍛える」
ピラティスの鍛えるは、筋肉を大きく強くすることが目的ではありません。身体の奥にあるインナーマッスルを鍛えて、肩こりや腰痛を解消することができるのです。
人の筋肉は大きく2つに分けられます。それがアウターマッスルとインナーマッスルです。
アウターマッスル
- 大きく強い筋肉
- 身体を大きく動かす
インナーマッスル
- 小さな筋肉
- 身体や関節を支える
このような特徴がそれぞれあります。どちらが良い悪いではなく、大切なことはバランスが取れていることです。
しかし、現代人で多いのはアウターマッスルが強すぎてインナーマッスルが使えていないことです。そのアンバランスが、肩こりや腰痛になってしまうのです。
アウターマッスルが強いと、身体を大きく動かすことは出来ますが、その分骨にも強いストレスが掛かります。
インナーマッスルが働いていれば、身体を支えることが出来るのですが、きちんとインナーマッスルが働かないと無理に動かしてしまい、痛みにつながるのです。
きつい筋トレをしている人が、筋肉が強いはずなのに身体を痛めるのはこれが原因です。
ピラティスは、このインナーマッスルを鍛えることが出来る運動メソッドです。
インナーマッスルを鍛えることで身体のバランスが取れて効率的な動きを引き出せる為、身体は無理も痛みもなく動かすことが出来るのです。
これがピラティスの「鍛える」です。ちなみに、インナーマッスルがしっかり働いてアウターマッスルが無理をしなくなると、ウエストが細くなる・脚が引き締まると言う効果も得られますよ!
ピラティスは鍛えて整えることができる!
ピラティスをすることで、インナーマッスルを鍛えることが出来ます。それによって、身体は本来の関節や筋肉のバランスが取れて、姿勢が整います。
つまり、ピラティスは鍛えながら身体を整えることが出来るのです。
これがきつい運動や筋トレであれば、負荷をかけすぎて身体のバランスを崩してしまい、鍛えられるけれど身体は崩れてしまいます。
一方、ストレッチだけでは整えられるようで、筋肉の張力が働かず伸びてしまうので、鍛えることは出来ません。
ピラティスは、鍛えることも整えることも出来る、一石二鳥の運動なのです。
まとめ
ピラティスは、鍛えることも整えることも出来ます。身体の奥にあるインナーマッスルを鍛えることで、姿勢が整うのです。
姿勢が整うと肩こりや腰痛を解消することが出来ます。
その為に必要なのは、きつい筋トレではなくピラティスのような身体を楽に動かすエクササイズで、身体を支えるインナーマッスルを鍛えることが大切です。
鍛えながら整えることが出来る一石二鳥のピラティス、是非体感してみてくださいね!