ピラティスは全身の筋肉をバランスよく鍛え、柔軟性を高め、体幹を強化するのに最適なエクササイズです。特別な器具を使わなくても、マット一枚で始められるのが魅力的ですよね。
「ピラティスは難しそう…」と感じる方も多いかもしれませんが、実は初心者でも自宅で簡単に始められるエクササイズです。今回は、自宅でできるピラティス初心者向けの基本の動きをご紹介します。これからピラティスを始めたい方や、体幹を鍛えたい方にも最適な内容ですので、ぜひ参考にしてください!
1. ピラティスの基本とは?初心者でもできる体幹強化メソッド
ピラティスは、1920年代にジョセフ・ピラティスによって考案されたエクササイズメソッドです。呼吸法と連動した動きで、コア(体幹)の強化、姿勢の改善、柔軟性の向上を目指します。
ピラティスは全身を調整するトータルボディエクササイズなので、初心者から上級者まで誰でも実践できる内容です。
ピラティスの基本ポイント
- コアを意識する: すべての動きは、腹部(特に腹横筋)を意識して行います。これにより体幹が強化され、姿勢が改善します。
- 呼吸を大切に: ピラティスでは深い呼吸を意識し、動きと呼吸をリンクさせます。呼吸法はエクササイズの効果を最大化するために重要です。
- ゆっくりとした動き: 速さよりも精度が大切。ゆっくりとした動きで筋肉をしっかりと使い、より深い効果を得ます。

2. 自宅でできる簡単なピラティスエクササイズ
以下に、初心者でも自宅でできる簡単なピラティスの動きをご紹介します。まずは基本のエクササイズから始めて、少しずつ体を慣らしていきましょう。
1. キャットカウ(Cat-Cow)
背骨の柔軟性を高め、腰痛を予防するために最適なエクササイズです。
やり方:
- 四つん這いになり、手首は肩の真下、膝は股関節の真下に位置します。
- 息を吸いながら背骨をアーチ状に反らせ(カウ)、息を吐きながら背中を丸めて猫のようにします(キャット)。
- 呼吸に合わせて動き、10〜15回繰り返します。
2. ブリッジ(Bridge)
腰回りやお尻の筋肉を強化し、姿勢を改善するために役立ちます。
やり方:
- 仰向けに寝て、膝を曲げて足を床に平行に置きます。
- 手のひらを床に押しながら、お尻をゆっくりと持ち上げ、肩から膝まで一直線になるようにします。
- その位置で数秒キープし、ゆっくりと元の位置に戻ります。
- 10回を目安に繰り返します。
3. スワン(Swan)
背中を伸ばし、腰の柔軟性を高めるエクササイズです。
やり方:
- うつ伏せに寝て、両手を肩の下に置きます。
- 息を吸いながら、上半身を反らせるように腕で床を押し、胸を上げます。腰を反らせすぎないように注意しましょう。
- ゆっくりと元の位置に戻します。
- 5回程度繰り返します。
4. レッグサークル(Leg Circles)
下半身の安定性を高め、股関節の柔軟性を向上させるエクササイズです。
やり方:
- 仰向けに寝て、片足をまっすぐに天井に向けて伸ばします。
- 足をゆっくりと大きな円を描くように回します。時計回り、反時計回りをそれぞれ5回ずつ行います。
- 反対側も同様に繰り返します。
3. ピラティスを続けるためのコツ
自宅でピラティスを習慣にするためには、いくつかのポイントを意識すると継続しやすくなります。
1. 毎日少しずつ続ける
ピラティスは少しずつ継続することが大切です。最初は5分〜10分程度の短い時間で始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。短時間でも効果はしっかりと実感できます。
2. リラックスできる環境を作る
自宅での練習は、リラックスできる環境作りが大切です。静かな場所で、軽く音楽を流すなどして、集中できる空間を整えましょう。
3. フォームを意識する
フォームが崩れると、ピラティスの効果が薄れてしまうこともあります。無理せず、正しい姿勢を意識して動きましょう。特に初心者のうちは、フォームに注意を払いながら行うことが重要です。

4. まとめ
ピラティスは、自宅でも簡単に始められるエクササイズです。マット一枚あれば、体幹強化や姿勢改善、柔軟性アップを目指して、どこでも取り組むことができます。まずは基本の動きを取り入れて、少しずつピラティスを生活に取り入れてみましょう。
毎日の少しの時間で、確実に体に変化が現れます。自宅でできるピラティスで、健康的で引き締まった体を手に入れましょう!
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